建物と設備

建物

スウェーデンハウス

スウェーデンハウスの建物です。 

居住性がとても優れています
高気密・高断熱です。そのレベルは半端ではありません。
遮音性能も高いので、雨が降っているのかどうかもわかりません。 

大きな窓は3層ガラスと木の枠が特徴です。
部屋の隅々まで空気を新鮮に保つ24時間計画換気です。
極めて高い耐震性・耐火性・耐風性・耐水性もあります。


スウェーデンハウスのHPにも掲載されています(ここをクリック)


院内設備

Asteion

東芝製のX線CT装置
16列マルチスライスCT Alexion


2012年と2018年にCT装置を入れ替えました。 

脳血管障害、脳腫瘍の診断、変性疾患の除外診断には不可欠です。

電動式ティルトテーブル

電動式ティルトテーブル

起立性低血圧、体位性頻脈症候群、神経調節性失神の診断を目的として導入しました。 

15分安静臥位の後、70度に挙上し、1分おきに血圧と脈拍を15分間測定しています。

コニカミノルタのCR

コニカミノルタのCR 
REGIUS MODEL 190

X線画像の検出媒体にイメージングプレート(IP)を使用し、IPに蓄積されたX線画像情報をデジタル化する装置です。デジタル化によって、常に安定した画質の画像を撮影することが可能となりました。 

開院時は全てのレントゲン画像とCT画像をフィルムにプリントしていました。 フィルムの保管・管理が困難になってきたので、H20年にPACSを導入しました。

MEB-9400シリーズ ニューロパックμ

日本光電の筋電図・誘発電位検査装置
MEB-9400シリーズ

ニューロパックμ 

主に神経伝導検査を行っています。 

神経伝導速度検査は、末梢神経を皮膚上で電気刺激し、誘発された電位を記録し、伝導速度、振幅などを測定します。末梢神経疾患、脊髄疾患の診断、病態の把握に活用します。 運動神経刺激によって筋肉で誘発される波形を検査する運動神経伝導検査と、感覚神経自体の電位の波形を検査する感覚神経伝導検査の両者を測定します。 

ABRやSEPも可能ですが、人手の問題もあり、これらの検査は外注しています。 検査室の壁は電磁シールドにしてあります。

「BP-203RPEⅢ」

オムロン ヘルスケアの血圧脈波検査装置
フォルム「BP-203RPEⅢ」 

2008年4月にスタートした特定健診・保健指導用に厚生労働省が作成した「標準的な健診・保健指導プログラム 保健指導における学習教材集」において、PWV、ABIが動脈硬化のチェック項目として記載されています。

血圧脈波検査装置フォルムは、簡便に動脈硬化の指標であるPWV(血管の硬さ)とABI(血管のつまり具合)を1台で測定することを可能にした医療用機器です。


診察室

診察室

中央のモニターと医療秘書が入力する画面とは同一です。 モニターはDellやIIYAMA、三菱などが混在していますが、左側のモニターはPACSの画像を確認するためにEIZO製の高品質モニターを利用しています。

右側のモニターはインターネット専用です。

電子カルテを利用した多職種による患者情報の統合を行っています。 精神保健福祉士または看護師が患者情報の聴取を行い、事務スタッフが診察前に電子カルテに入力しています。

診察時は事務スタッフが電子カルテに入力することにより、医師は診察と説明に集中でき、医師の個人的負担は半分になり、診療能力は1.5倍になりました。

開院時のレントゲン室

開院時のレントゲン室

CT装置は2012年と2018年に入れ替えました。撮影部位はほとんどが頭部です。 最近は胸腹部も撮影することが増えてきました。

単純レントゲンでは主に胸部・腹部・頸椎・腰椎を撮影しています。

骨塩定量もX線を用いています。  

開院時にはフィルムにプリントしていましたが、H20年PACSを導入し、モニターで閲覧しています。当初は「NEOVISTA I-PACS EX」を利用していました。 

H27年 PACSも更新し、現在は 「NEOVISTA I-PACS EX2」です。


電子カルテなどのソフトウエア

電子カルテ - Dynamics -

電子カルテ Dynamics

内科医師が開発したとても使いがっての良いソフトです。「医者が医療の施行の流れに従ってボタンの配置を考えているから」使いやすくなっています。忙しい診療の中で、できるだけ患者さんと向き合った診療を行うためには、ボタン操作が1画面ででき、且つ簡単でなければといけないという思いで開発されています。

低コストで導入が可能な Dynamicsは、Windowsパソコンを使用して、マイクロソフトのAccess上で稼働するソフトウェアです。汎用のパソコンを小規模LANに接続して利用します。ソフトの使用料は1診療所あたりであり、利用するパソコンの台数が増えても使用料は同じです。

正規版のプログラムは、ソースを公開されており、ユーザー責任でのカスタマイズが可能です。導入初期はカスタマイズしていましたが、ユーザーの意見を取り入れたバージョンアップが多く、最近ではカスタマイズしていません。

ユーザー同士の交流・情報交換も活発です。 Dynamicsを利用している医師は、ダイナミクス研究会の会員となります。ここでは、定期的に開催される例会やメーリングリストを通じて、ユーザーの先生方同士でDynamicsや医療に係るさまざまな疑問・問題について、意見交換などを活発に行っています。 これらのご意見・ご提案が随時開発に取り入れられることで、さらに使いやすく機能が向上していきます。

業務の一元化 受付から会計、レセプト印刷まで診療業務の一切を総合的にこなすシステムです。また、会計やレセプト機能のほか、患者管理や院内業務の合理化に役立つ診療支援ツールがたくさん搭載されていますので、一元的に使えばさらに経費削減に貢献する便利なソフトです。

多職種連携ツール - Medical Care Station を中心に-

グループウェア サイボウズLive

在宅医療を行っている患者名をそのままグループ名として患者さん毎にグループを作成し、その患者さんに関わるスタッフ、ケアマネージャー、訪問看護師、ヘルパー、理学・作業・言語療法士、訪問栄養士、医師、時に家族をメンバーとして登録しています。

そこで、毎日の病状の変化を記録してもらうだけではなく、患者さんやご家族が抱えている様々な問題の共有や治療方針、ケアの方針の確認、伝達などに使っています。 リアルタイムに全員が情報を共有できるので、病態が変動してもすぐに対応することができます。

当初はサイボウズLiveの導入したのですが、有料化に伴い、多職種で利用することが困難になったので、現在は主に「Medical Care Station」を利用しています。基本的な利用方法は同じです。

鈴鹿市・亀山市・津市では、医師会を中心に「バイタルリンク」という多職種連携システムを利用しています。

「バイタルリンク」も時々利用しています。